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三宅祐司
『信用は時間、信頼は味』 |
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●なぜ京風弁当か
お弁当の良さというと、まずは気軽に食べられる点があげられます。また、食事の材料を買わないですむ、無駄にして捨てることがない、食べたいものだけ選んで食べられる、といった良さがあります。
しかし、だからといって、いつもコンビニ弁当では飽きがきそうです。それに、調味料や食品添加剤などのことを思うと、毎日食べ続けるのはちょっと…ということもありますし。
そんな考えから、私はこの仕事を始めるとき、日本人にもっとも合っている懐石料理の京風弁当を作ろうと決心しました。懐石料理に使われている素材を使い、料亭の味をお値打ちな価格で手軽に楽しんでいただこうと思ったのです。
私はいつも、皆様に本当においしいお弁当を食べていただきたいと心から願っています。街角の弁当ショップで売られているお弁当も時には良いかも知れませんが、あとほんのわずかお小遣いを足していただくだけで、本当においしく、体にも良い本物のお弁当を味わえるのです。 |
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●素材について
和食は米と野菜が中心ですが、それらの素材が一番おいしいとされる季節は、一年の中でも極めて限られています。
例えばお米ですが、新米の食べごろは、春先の桜前線のように、西から東、北へ次第に上がっていくことをご存知でしょうか? 魚沼産のコシヒカリといえども、本当においしいのは1年の中でもごく限られた時期でしかないのです。素材のうまさは毎日、時々刻々と変化しているのです。だから「ここのお米がいつでも一番おしい」という表現は、正しくないということになります。
野菜も同じです、西から東、北へとおいしさ前線は移っていきます。大根もほうれん草も、一番おいしいといわれるモノが収穫される場所は、毎年、九州から北海道へと日本列島を登っていくのです。
では、一般人である私たちはどうやったら一番おしいお米を手に入れることができるでしょうか。それは信頼できるお米屋さんと知り合いになることです。良心的なお米屋さんは、今一番おいしいお米はこれです、と教えてくれるはずです。 |
料亭では信頼しているお米屋さんや八百屋さん、魚屋さんから、このような仕入れ方をしています。プロの仕入先を信頼し、その時々にあった素材を選んでもらうのが一番だといえます。
当店の場合は小さな店ですので、これらの食材は私が自分の目で見て、自分の感覚で選ぶしかありません。毎朝市場へ行き、その時、その場にある一番いいものを選んできます。一番いいと思うものは、結果として一番新鮮なものになります。お客様から、当店のお弁当は新鮮だと言っていただくのが一番うれしく思います。 |
●味付けについて
私は薄味にこだわっています。それはまず、素材の力を活かしたいという思いがあるからです。その結果、たどり着いた結論が、料亭の味、懐石の味、京風弁当になったのです。最近は健康の面からも薄味が好まれるようになりましたが、本来は、その方が自然でおいしいのです。
基本的に、私は調味料にこだわってはいないのですが、しょうゆだけは特定のメーカーを決めています。
もちろん、私は化学調味料や食品添加剤、防腐剤のたぐいは一切使っていません。素材のよさと薄味で勝負する当店のお弁当をぜひ一度、ご賞味ください。 |
●お弁当のおいしい食べ方
おいしく食べるコツは、出来上がってからできるだけ時間をおかずに食べることです。私は一応「2時間以内」を目安にしていますが、お客様のお手元に届くころが一番おいしくなるように作っています。
また、料亭の味といっても、見た目は普通のお弁当ですから手軽に、気楽に食べていただきたいと思います。ただし、缶入りお茶よりも自然の茶葉のお茶、インスタントのお吸い物よりもちゃんとしたダシのお吸い物があると、さらにおいしさが増すと思います。
今日から、おいしいお弁当を食べることを、ぜひ人生の楽しみの一つにしてください。そして、食べた後、そのおいしさを、ぜひ周りの人に教えてあげてください。食べたあなたが当店の宣伝部長!
きっとそうなられることを期待しています。
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『信用は時間、信頼は味』
お客さまからの信用は約束する=お弁当の配達時間を守る=ことから生まれ、
お客さまからの信頼は、食べていただいたお弁当の味・うまさから生まれるものと思っています。
食べたあと、もう一度食べたくなるお弁当作りが、私の永遠のテーマです。
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